大人の英語留学体験

チエンマイで英語の基礎固めして、南アフリカ留学にチャレンジしてみました!

  チエンマイで英語の基礎固めして、南アフリカ留学にチャレンジしてみました!

  

  佐々木 舞さんのマイレポート(仮名)

 

 

 

 

【1】  チエンマイ 『大人のための基礎留学』 

地の果てまで行ってみよう、観光しながらそこで英語を勉強できたらいいな、と

舞さんが思い立ったのはほんの数年前のことだったという。

それが本当に実現するとは本人も思っていなかったらしい。

でもそう思い続けているうちに、留学のチャンスはいつのまにかやって来た。

夢の実現に向けてあたふたと準備を進めているうちに、ふと思った。

留学する前にもう一度英文法の基礎を固めておいたほうがいいかなと。

インターネトで検索しているうちに、タイのチエンマイでTESという英語学校で

中学英文法を短期間で終了できるコースがあることを知った。

これにしよう!

やれるだけやってみよう。

しかもチエンマイならラオスやカンボジア、ミャンマーに近いし、勉強が終わったら

近くの国々に観光することもできそうだし。。

「中学3年間の勉強を2週間で終わらせたいのですけど、できますか?」と問い合わ

せたところTES から「できます!」という返事をもらっ舞さんは、留学前にTESで文

法の基本を勉強することにした。

何十年ぶりの英文法だという。

 

TESに来てまずプレースメントテストをしてみたら、意外に基本はしっかりしていた。

ただし中2後半から中3にかけて文法ミスが目立ち始め、虫食い状態であることがわ

かった。

これなら中学3年間の英文法の復習を2週間で終わらせることはできるとTESは判断

して、舞さんの2週間の留学前の留学『大人のための基礎留学』が始まった。

 

190分の文法の授業のあと、90分のネイテイブ会話を終え、そのあと市販の文法

問題集だけでも各単元ごとに約8ページずつ解く日課が始まった。

さらに5W1H疑問詞を使った問題練習が40問、加えて毎回約30問以上の英作文が

宿題となった。

しかし舞さんは1日も休まず、この課題をやり遂げた。

時には深夜1時か2時までかかって宿題を解いた答案がラインで送られてくること

もあった。送られてきた答案はすぐに採点され、TESの担当者によってミスの原因を

解き明かした上で本人のもとに送り返された。

そのやりとりの中で、日に日に舞さんの文法力は伸びていった。

ミスは少なくなり、思い違いやケアレスミスは自分で直せるまでになった。

2週間の終わりになるとほとんどミスはなくなり「Excellent !」と朱筆で書いた先生の採点が

増えていった。

 

最後の授業が終わり、修了式が行われたあと記念の集合写真を撮った。

その時、舞さんはつぶやいた。

2週間で中学英文法を全部終わらせるには最初無理かと思ったが、予想以上に英文法の基礎が

しっかり身につきました。やはりチエンマイに来てよかったと思います。」

修了式の後タイ国内や近くの国々を観光した後、舞さんは南アフリカ共和国のケープタウンに

飛び立った。


舞 「先生2週間という短い間にたくさんのことを勉強させていただいて、ありがとうございました。ケープタウンの学校に入るまでに1か月ほど時間が空きますので、先生のテキストを復習しながら今の英語力が落ちないように頑張ります。

 

追伸

先ほど南アフリカ出身のロビン先生にチエンマイ旧市街のカフェで会い、ケープタウンについて教えてもらいました。私のホームステイ先の周りや行きたいところの治安が確認できました。オススメの場所やお店をリストアップして書いてきてくださって、感激です!でも、私は “Thank you very much.” しか言えなくて、こんな時もっとうまい表現ができないとな 、、、とますます英語の勉強の必要性を痛感しました。(絵文字 汗汗)

 

先生  「よかったですね。これも国際都市チエンマイならではのことだと思います。英語力をつけ、ロビン先生や私たちに留学報告をしに、またチエンマイに来てください。お待ちしています。」

 

【2】  留学 ―南アフリカ共和国ケープタウン―

 

 舞 「先生、ご無沙汰しております。先月お世話になった舞です。今日からケープタウンの学校が始まりました!今日はオリエンテーションだけで、じっさいの授業は明日からです。

 

追記

 私以外にあと2人日本人がいるそうですよ。」


先生 「お久しぶりです。いよいよケープタウンで勉強ですか。その行動力がうらやましいです。地図で見るとはるか彼方ですが、そんな地で英語を勉強しようという日本人がほかに2人もいるとは驚きです。それだけの行動力があるのは、すごいですね。舞さんの勉強ぶりは今でも鮮烈に覚えています。あの集中力はみごとでした。欧米人と対等に話し合うという遠大な目標の第一歩が目前に待っています。一度の短期留学で達成できるほど簡単なことではありませんが、あの集中力をもってすれば、遠からず乗り越えられるに違いありません。相手の話が全部わからなくても、言っていることが少し分かったら

自分の考えは伝えられます。明日からがんばってください。」

 

 舞  「先生、ありがとうございます。😊 明日からレベル別の授業になりますが、同時にスタートした20名ほどのクラスメート達はみんなペラペラで、たぶん私が英語は一番下手だと思いました。それでも下から3番目のレベルでした。多いのはブラジル人、スイス人、クラスは違いますが、中東系の生徒もよく見かけます。

 

     

    

 

 


ちょっと劣等感を感じていますが、臆せずどんどん話していきたいと思います。(GOODのステイッカー)」

 

 先生 「私が初めて外国に留学した時、担任の先生は到着したばかりの私にスピーチコンテストに出るように勧めました。文法は多少自信がありましたが、会話は初心者です。もちろん断りました。29歳のその若い先生は尻込みする私を励まして言いました。『語学ってつまづく体験を何回もして上達するものなのよ。私がそうだったの。何度も失敗いた経験をして英語がうまくなったの。失敗を恐れてはダメよ。』

 

その言葉に励まされて、私はスピーチコンテストに出ることに決めました。12名の参加者の中で初級は私だけ。あとはみな中上級者ばかりでした。私は3番目に壇上に立ちましたが、3分のスピーチを全部言い終わらないうちに時間が来てしまいました。もちろん不本意な成績でした。肩を落として会場を去る私を担任の先生は追いかけてきて言いました。

Congratulations!先生はなぜかお祝いの言葉を言ってくれました。先生の目が笑っていました

Nice try! がんばったわね。そう、これで本気になって勉強できるわよ!」そんなあたたかい目でした。その日から日本語を話すことを自分に禁じました。四六時中英 語で考え、英語だけで話すようにしました。3か月後、私は先生と時事問題を英語で議論できるようになっていました。舞さんも恥をかくことを恐れないでください。恥をかいた分だけ本気になれます。」

 

舞   「はい、ありがとうございます。😊また短い期間になりますが、精いっぱい頑張ります。」


舞   「先生、こんにちは。あっという間に1週間が終わりました。外国人の生徒たちはヒアリングとスピーチがすごく上手です。レベル別の授業なのに私だけ聞き取れないことがあります。😞でも文法はメチャクチャです。I was go to India.とか, 助動詞の次に動詞過去形を置くことなんか平気でやるし。。あんなにスラスラしゃべっているのに不思議です。でも向こうから見れば、私は文法の問題はパーフェクトなのに、なんで聞き取れないし、しゃべるのも下手なのか、不思議に思ってるかもしれませんね。」

 

先生 「お便りありがとうございます。お便りから授業の様子が目に浮かぶようです。舞さんは 『大人のための基礎留学』によって、英文法の基礎を固めようとしました。チエンマイ留学中も舞さんは深夜まで本気で勉強し、その努力に対し私も本気で舞さんの気持ちに応えようとしました。この中で舞さんの英文法の力はしっかりと固まってきました。どの学校に行っても恥ずかしくないレベルになりました。けれども、英会話をマスターするには時間がかかります。今回その長い旅の第一歩が踏み出せたのだと思います。この留学を通して自分に何が足りないかがはっきりわかって良かったと思います。これからの課題がはっきりと見えてきました。南アフリカの大自然を感じさせる写真をありがとうございます。写真からアフリカの匂いがしてきました。」

 

舞  「先生、 昨日無事にケープタウンの短期留学が修了しました。先生のおかげで,修了証をもらう時に、文法がパーフェクトだったからこっちの担任の先生に褒めてもらいました。😊 その知識を実際にしゃべって使えるようにしなさいとアドバイスをもらいました。」

   

  

 

 

先生 「Congratulations! 無事に修了できておめでとうございます。写真を見ると本当に国際色が豊かですね。みなさん明るい顔をしていて、いい勉強ができた様子がうかがえます。この貴重な経験をどのように生かしていくのか、これからの課題ですね。写真を見るとクラスメートはヨーロッパ人が少なくありません。こんなにたくさんのヨーロッパ人の中で、会話は上手ではなかったけれど、文法は舞さんが一番できたというのは、やはりすごいことだと思いますよ。『大人のための基礎留学』で英文法の土台がしっかり固まったといっていいでしょう。自信をもってこれから英語の勉強に取り組めると思います。地固めが終わって、舞さんは今ようやく英語の壁を乗り越え始めているのです。会話力を身につけるのは時間がかかります。相手が話したことに対して瞬間的に話を返せるようになるのが目標です。また、自分でも話題を作っていけるようになる力を身につけることも目標です。遠大な目標かもしれませんが、あきらめず、焦らず一歩ずつ進んでいってください。会話できるまでの時間をできるだけ少なくするために、私たちTESも生徒さんの会話力をサポートできるような『ベーシック文法会話コース』を作りました。また機会があったら私たちがどんな授業をしているか、見に来てください。

           

舞さんには英語を通していま新しい視野が開けてきました。その視野を生かすためには、さらに道具としての英語を磨かなければなりません。同時にこの広い視野からこれまでの自分の生き方をもう一度考え直さなければなりません。この2つを両輪として自分にふさわしい生き方が見えてくると思います。そういうきっかけを与えてくれた今回の留学は、舞さんの人生の分岐点になるかもしれませんね。」

 

舞  「すばらしいアドバイスをありがとうございます。去年の今頃はまさか1年後アフリカに留学するなんて想像もしていませんでした。留学を決めてからも不安なことがいっぱいありましたが、やり遂げて本当によかったです。」

先生 「私の力が必要な時はいつでも連絡をしてください。舞さんはこれからもずっと私の大切な生徒ですから。」

 

舞  「ありがとうございます。😊アフリカの学校に来て、いろんな人と話すことができて本当によかったと思います。もっと早く本気で英語に取り組むべきだったと実感しました。」

 

  

先生 「もっと早く本気で英語に取り組むべきだったと実感したこと。これまで目に見えなかったものが見えてきたこと。それこそが今回の旅の一番の収穫だと思います。この実感に達するまでに数十年の歳月が必要でした。しかしこの実感を得た以上は、舞さんはもう後戻りはできません。これまでの自分を超えるきっかけをつかんだのですから

Congratulations!